卸売会社について

中央卸売市場での青果物の流れ

松山中央卸売市場での青果物の流れのイメージ

取引方法について

出荷から代金支払いまでの基本的な流れ(個人出荷者様向け)

※一般的な取引方法の説明のため、これが全てではありません。

出荷→商品販売(せり・相対売り 等)→代金支払い

1.出荷

当日の午前6時半(せり開始前)までに商品を所定の場所まで持ってきていただき、お近くの当社社員にお声掛けください。
荷受作業をさせていただきます。

 

荷受時間:

0:00~24:00(24時間体制・年末年始は8:00~15:00)

※休市日の前日の夜間(18:00以降)は荷受を行っておりませんので、ご注意ください。

 休市日は7:00から荷受開始となります。

 

荷受方法:

当社社員にて、荷受伝票に生産者様情報(お名前やご住所など)や商品情報(品名・量目・等階級・数量など)を記入させていただきます。

必要項目を記入後、出荷者様には「荷受伝票」をお渡しします。
こちらの伝票は、代金引き換えの際に必要になりますので大切に保管し、代金受け取りの際に持参するようお願いいたします。

 


2.商品販売(せり・相対売り 等)

せり売り・相対売り 等にて青果物を卸売します。

当社の販売に掛かる委託手数料は

野菜 8分5厘(8.5%)

果実 7分(7.0%)となっております。

 

(例)10ケース出荷していただいた商品が、1ケース1,000円で販売された場合

委託手数料 

10,000円×8.5%(果実の場合7.0%)=850円(小数点以下切り捨て)

委託手数料の消費税

850円×10%=85円(小数点以下四捨五入)

委託手数料合計 935円

青果物販売に掛かる消費税

10,000円×8%(軽減税率対象外の場合10%)=800円(小数点以下四捨五入)

出荷者様へのお支払額

10,800円(税込販売額)-935円(委託手数料合計)=9,865円


3.代金のお支払い

販売日の翌日以降にお支払いが可能となります。

市場の2階にある当社代金支払室にて現金でお支払いいたします。

 

※当社にて出荷者登録をお申込みいただけましたら、振込も選択可能のため、代金受取の手間が省けます。

 愛媛県内の農協口座もしくは、愛媛銀行(中央通支店内)・伊予銀行(松山北支店内)の松山中央市場支店の口座を

ご利用の場合、振込手数料はかかりません。

 詳しくは、当社社員までお問い合わせください。

 

支払時間:

8:00~13:00

 

注意事項:

・「荷受伝票」と「印鑑」を必ずご持参ください。

・荷受伝票を紛失された時には迅速に当社窓口までご連絡ください。

・土曜日、日曜日、祝祭日、休場日・臨時開場日(金融機関休業日)の場合、支払業務は休業とさせていただきます。


卸売会社の一日

❶荷卸し

夜明け前、運ばれてくる荷物を売り場まで降ろします。

 

❷検品

出勤してきた、せり人による、各商品の検品作業の開始。

 


➌相対売り

検品が終了した商品から、業者さんとの商談スタート(相対売り)

 

❹せり

定時になれば、せりも開始されます。

 


❺市場風景

沢山の農産物と人が行き交い、活気が溢れています。

 

❻入力作業(販売データ作成)

売り場での作業が、一段落したら販売データの作成を行います。

 


❼産地(出荷者)・販売先などへの訪問

産地(出荷者)や・商品の販売先などへの訪問なども行い、お互いの相互理解を深めています。

 

❽事務処理(伝票作成・集計など)

午後からは、伝票作成や販売データの集計など、事務処理を行います。

 


❾荷受作業・売り場作り

夕方から、翌日の販売に向けて荷受作業や売り場作りを行います。

❿品質保持・在庫管理

荷受された品物で、保冷が必要な商品に関しては、低温庫にて保管し鮮度を保つための管理を行っています。